ぶどうの皮、むくのは日本人だけ？
外人宅でみんなで食事していた時、ブドウの皮をせっせとむいてる日本人を見て
「なーーんで皮むいちゃうかなああー！そこが一番美味しいのに！」
と、フランス人にめちゃ驚かれました。
前にアメリカ人にも
「ブドウは皮と実の間に一番栄養がつまってるんだよ！」
って言われた。
海外ではブドウは皮ごと！が常識なのだ。
私もリンゴは皮ごとが好きです。皮ごと食べると、ただ甘いだけじゃなくタンニンの渋味でちょうどよいバランスになって美味♥ できればブドウもそうしたい。
でも巨峰とかは、皮が分厚くてあんまり美味しい食感じゃないんですよね。
（無理ってほどじゃないけど）
そしてむくのがめんどくさい。
両手を使う＆手がベタベタになるため、本を読みながらサクッと食べたりできない。
あらかじめ大量にまとめてむくのも、内職しているような気分になるので避けたい。
海外のぶどうは、皮ごとパリッと食べられるようにした薄皮の品種が多いです。
レッドグローブをはじめとする輸入ぶどうは、皮ごと食べるのが一般的です。
「農薬が心配。ぶどうは皮をむいて食べるもの！」というこだわりをお持ちの方は皮むきに挑戦していただいて結構なんですが･･･でもなかなかきれいにむけないのが輸入ぶどうなんです。皮がつるんとむけるのは国産ぶどうの特徴であり、日本人の食べ方のほうが世界的には稀なのです。引用：「果物の知識」石川県金沢市中央卸売市場 丸果石川中央青果
薄めの皮が実と密着してる感じです。
ハリがあって、ぷちん！という感じでポイポイ食べられて、冷やして食べると本当に美味です。凍らせて食べても美味です。
甘いだけではなく渋みとうま味が加わった大人の味。
皮ごと食べられるブドウ品種
代表格は「レッドグローブ」で、コストコでも「レッドシードレスグレープ」としてチリ産のものなどが売られてます。「テーブルグレープ」という別名もあるぐらい一般的な品種です。
気が付くと何十粒も食べてしまう味です。
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価格:1,980円 |
そしてそのニーズを受けて、最近は国産でもどんどん「皮ごとオッケーぶどう」が出てきてます。
「瀬戸ジャイアンツ」
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「ナガノパープル」
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高級で贈答品にぴったりなのが「シャインマスカット」
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このあたりが有名です。
どれも美味です。日本のモノの方が甘味が強い感じがしますね。
しかし、ここで気になるのが農薬・・・・・・。
農薬は恐れることはない！でもカビには注意
海外ではもともと皮ごと食べる習慣ですから、生産団体の残留農薬に対するチェック体制は日本以上に厳しい基準があります。
また、日本に輸入される際には残留農薬検査も行われています。厚生労働省が調査した結果では、99％のぶどうからは農薬が検出されず、また、わずかに検出されたものでもその量は微量であり、人体には全く害がないものです。
さらに、農薬は水洗いすれば大部分が流れ落ちてしまうため、食べる直前にザッと水洗いする習慣をつけておけば、輸入ブドウは全く危険性のない安全なフルーツであるといえましょう。引用：「果物の知識」石川県金沢市中央卸売市場 丸果石川中央青果
おお、そんな恐れなくても大丈夫なんだ♩ホッとしました。
ちなみに表面についている白っぽい粉っぽいものは、よく残留農薬と勘違いされますが「ブルーム」というブドウ自身が分泌する成分で、むしろ新鮮な証だそうですよ。（水分を保持したりするためのものらしい。）
ただ、カビとの見極めはしてください。
ふわふわしたものがついてたらそれはカビですので。
ブドウの皮には、地上最強のアンチエイジング成分と言われる「レスベラトロール」という強力なポリフェノールが豊富です。
これからデザートに登場する回数が増えそうです。( *´艸｀)
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